事業場外カウンセリング(以下カウンセリング)をご利用いただくにあたり、下記の項目についてご確認ください。 カウンセリングを希望される方々に、円滑かつ等しくその機会を提供させていただくため、ご理解・ご協力の程よろしくお願い致します。
内容についてのご質問・ご不明点がございましたら、下記の問い合わせフォームにてご連絡ください。
カウンセリングは、カウンセラーがクライアントに援助的なコミュニケーションをとることにより、クライアントの悩みや問題の解決を図ります。
カウンセリングの中でカウンセラーは、クライアント自身を理解するためにクライアントの話をひたすら聴き、受けとめます。
どんな話でも構いません。愚痴のようなものでも、何かわからないけれど周りとしっくり来ない、環境の変化によるものかわからないけれど調子が悪いなど、具体的な話から抽象的な話までカウンセラーはクライアントの立場と思いを最大限に尊重し、話されたことを受けとめ、鏡のように確認していきます。
自分の話や感情をカウンセラーから確認され、受けとめられると自分自身や置かれた状況を客観的に見ることができます。
すると自分自身の内面を洞察することができ、なぜ今のような状況になったのか理解ができるようになってきます。
更に深めていくと、自分で本当の問題の所在が分かるようになり、クライアント自身が解決に向かってどう動けばよいのか気づいてきます。
問題解決の方法はクライアントが気づいた方法が最適だと思います。
しかし、クライアントの状況によっては介入することもあります。うつ病的な症状で自己判断が的確にできていないと思われる場合は、アドバイスを差し上げることもあります。
このようにカウンセリングは、話を聞くプロにより、自分自身で解決の糸口を見つけていただくコミュニケーションの一つです。
来談者中心療法を基に、必要に応じて認知行動療法を取り入れながら行っております。 予約制の対面カウンセリングですので、一対一でゆっくり安心してお話しいただけます。
来談者中心療法のベースは「人は誰でも潜在意識の中に自らをコントロールし成長させる力を持っている」という考えです。その人がもともと持っている力を信じ、自ら成長しようとする「力」をカウンセラーが「聴く」ことで援助します。
クライアントが自分自身の悩み、状態、感情などを話し、カウンセラーが傾聴することで問題解決に導いていく療法です。
認知行動療法とは、ものごとへの「考え方」や「捉え方」、「行動」にアプローチをかけ、不適応な反応やネガティブなこだわりを改善していく療法です。問題にバランスよく対応できるこころの状態をつくることで、現実的でしなやかな考え方ができるように練習していきます。
欧米を中心に、精神療法・心理療法のスタンダードといわれるほどになっています。